元気の出る!王道サクセスストーリー8選

これを観れば元気が出ること間違いなし!「これぞ王道」のサクセスストーリーを8作ご紹介します。

1.ゴール

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2006年日本公開
監督 ダニー・キャノン
出演 クノ・ベッカー(サンティ)   アンナ・フリエル(ロズ)
スティーブ・ディレン(フォイ) アレッサンドロ・ニヴォラ(ガバン)

異国の地でサッカーで頂点を目指す闘いに挑む

メキシコの貧しい町で生まれたサンティは地元チームでは英雄のような活躍を見せ有名な選手であった。その才能に目を付けた代理人のフォイはサンティをスカウトし、自分の馴染みであるイギリスのニューカッスルの入団テストを受けさせる。

しかしその入団テストでプロの洗礼と悪天候に邪魔され、実力を出すことができなかった。失意のどん底にいるサンティを見たフォイは監督に悪天候を理由に再テストを受けさせ見事サンティは入団する。しかしレギュラーを取るまでにもチームメイトの嫉妬やスキャンダル、サッカーのスタイルの違いなどいくつかの困難が待ち受ける。

それらを乗り越えつつ、イギリスリーグの頂点を目指していきます。

いろいろな人の支えがあるから成功への道がある

サンティは貧しい為イギリスに行くにもお金がなく途方にくれていると、祖母から夢の為にとお金を渡されます。フォイもイギリスでの生活を何不自由なく送る為サポートします。

入団しても困難は続きますが監督・コーチや恋人のロズの支えと前向きなサンティに影響を受け次第に協力をし始めます。落ち目のスター選手ガバンもサンティの夢を信じる力に影響を受け復活に挑み、サンティと夢を叶えようとします。このようにたくさんの人々の支えでサンティは成長し周りに影響を与え夢を掴もうと必死に努力します。

1つのチャンスが駄目なら次のチャンスをものにするというポジティブな姿勢がこの映画にはあります。夢は1人で叶えられるものではなくたくさんの協力者がいて叶うものだと教えてくれます。

迫力のあるサッカーの試合もみどころの映画ですが、ベッカムなどのスター選手の出演がそれをさらに引き立てます。

2.ベストキッド(The Karate Kid)

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1984年公開

監督 ジョン・G・アヴィルドセン

出演 ラルフ・マッチオ(ダニエル)  ノリユキ・パット・モリタ(ミヤギ)

エリザベス・シュー(アリ)   ウィリアム・ザブカ(ロレンス)

弱虫ダニエルがミヤギと共に強くなっていく

内気で臆病な少年ダニエルは母親と二人で暮らしていた。引っ越したばかりでもダニエルは友達もでき、管理人の日系人のミヤギは優しく新しい生活も順調に進みアリと交際を始める。

しかしアリの元恋人空手チャンピオンのロレンスは我慢できずダニエルを叩きのめし、更にダニエルを道場コブラ会の仲間といじめる。ダニエルはパーティーで仕返しをするが、ロレンス達の逆襲に遭い殺されそうになるところにミヤギが現れ助ける。

しかしコブラ会の道場主は道場での決着を望むがミヤギは逆に空手トーナメントの決着を提案する。ダニエルはミヤギとトレーニングに挑むが空手とは関係のなさそうなトレーニングにダニエルは不安を覚える中トーナメントの日は近づいてくる。

二人の絆と真の空手の心で敵に向かう

ダニエルとミヤギは絆で結ばれた子弟です。初めはミヤギの意図が分からず反発するダニエルでしたがミヤギの教えを理解するうちに外面的に強くなるだけでなく内面も強くなっていきます。しかしトレーニング法はペンキを塗ったりワックスをかけるといった状態なので無理はなかったでしょう。しかしそれは空手の型にとって重要な役割をもっていたのでした。

そしてミヤギの教えは空手の強さは肉体だけでなく心の強さだという事を理解してからのダニエルは本当に逞しくなっていきます。これは肉体のみの強さを追及するコブラ会とは真逆になり、トーナメントの中で対比として描かれていきます。そしてトーナメントではいろいろな苦境が二人を待ち受けていますが、それをミヤギ、アリやダニエルの母という周りの助けを経て頂点を目指す姿は思わず応援せざるを得ません。

トーナメントもテンポがあり面白いですがアリとダニエルの恋愛の行方やミヤギとの交流もちょっとユニークなシーンもあり楽しいです。

3.フラッシュダンス

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1983年 公開

監督 エイドリアン・ライン

出演 ジェニファー・ビールス(アレックス) マイケル・ヌーリー(ニック)

リリア・スカラ(ハンナ)       リー・ヴィング(ジェニー)

夢があるから困難を乗り越え挑戦できる

プロダンサーを目指すアレックスは昼は工場で働き、夜はナイトクラブで踊っていた。住まいは犬と一緒に倉庫に住んでいた。スケーターを夢見るジェニーやコメディアン志望のリッチーと励ましあい頑張っていた。老人の友人ハンナは良き相談者でもあった。

ある時彼女の工場の社長のニックが店でアレックスに一目惚れして付き合う。そしてダンサー仲間より養成所のオーディションを勧められるが、その場の雰囲気に負けて書類を出さずに帰ってしまう。ジェニーも競技会で失敗し夢をあきらめる。

自信を失うアレックスにハンナは優しく諭し、アレックスは書類を出しオーディションが決まるがそれはニックが裏工作をした事を知り、アレックスはオーディションを止めようとするが、ハンナの突然の死が彼女の気持ちを揺さぶり、更にニックの励ましで迷いを吹き飛ばしたアレックスはオーディションへと向かう決意をする。

音楽と映像の融合が作品を際立たせる

朝焼けの中を自転車で走るアレックスとBGMの「ホワット・ア・フィーリング」がマッチして映画のオープニングから引き込まれます。映画全体で音楽を有効に使いテンポ良くストーリーが展開されます。有名なナイトクラブやオーディションでのダンスシーンなど映画での音楽がこれ程効果的に使われた作品は珍しく、その中で夢を見る事の素晴らしさや苦悩を時にコミカルにシリアスに描いていきます。

決して暗くならず青春映画らしくポジティブな若者達の姿勢に感銘を受け、見終わった後には爽やかな気分で元気をもらえます。町の景色もおしゃれでスタイリッシュなライフスタイルに憧れさえ抱かせます。ストリートパフォーマンスなど小技もあり全編通し飽きさせません。

エンドロールにも楽しみがあり最後まで見て損はないです。

4.風が強く吹いている

 

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2009年公開

監督 大森寿美男

出演 小出恵介(灰二) 林遣都(蔵原)

津川雅彦(大家) 中村優一(王子)

個性的なメンバーで目指す箱根

高校時代陸上部の蔵原は食い逃げの犯人として追いかけられる。それは灰二の策略で蔵原の走りをみてスカウトしたのだった。そして寛政大学の寮である「アオタケ」に連れていかれる。アオタケは実は寛政大学の陸上部の寮であった。

そこには個性豊かな住人達が住んでいた。ヘビースモーカーのニコやおたくの王子、アフリカ留学生のムサビなど陸上には程遠い面々の中灰二はこのメンバーで箱根駅伝を目指すという。一同驚く中、箱根に向けての練習が始まる。厳しい練習の中みんな夢をあきらめそうになるが灰二の励ましや大家の監督のサポートなどもありタイムを着実に縮めていく。そして箱根駅伝の予選会の日にちが刻一刻と近づいてくる。

灰二の夢がみんなの夢になる

大学の陸上界の中で箱根駅伝は大変特別な場所であります。その箱根という特別な場所を目指す若者達をこの映画は描いています。エリートランナーが集う中で素人同然の集団で箱根駅伝を目指す事は無謀とも言えますが、ただやみくもに灰二は選んだ訳でなくそれぞれの特徴を理解した中でこのメンバーを選びました。しかし個性が強い為に練習を素直にする訳でなく常に衝突があります。

しかし灰二はその面々を巧みに操り夢へと向かわせます。この箱根への道は灰二の夢でしたが、その灰二の真剣な気持ちに皆の気持ちも動かされ箱根駅伝出場はみんなの夢へと変わり練習も真剣に向かい合っていきます。その姿は爽やかな風のように夢を見る事とそれを叶えようとする事は素晴らしい事だと気づかせてくれます。

この映画のもう一つの見所はプロも唸らせた出演者達の走りと迫力あるレースの様子です。映画とは思えぬ緊迫感はつい引き込まれ現実のレースを見ているようです。

5.ザ・エージェント(Jerry Maguire)

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1996年公開

監督 キャメロン・クロウ

出演 トム・クルーズ(ジェリー) キューバ・グッディングjr(ロッド)

レニー・ゼルウィガー(ドロシー)

苦難の中もがき苦しみ成功を目指す3人

才能あるやり手のスポーツエージェントのジュリーは選手を商品として扱うやり方に疑問を持ち、会社に今までのやり方を変える要望書を送るが会社の反発や他のエージェントからの嫌がらせにより首にされてしまい、顧客の選手たちも次々と離れてしまう。大物選手の獲得を目指すが前の会社のエージェントに取られ、残ったのは落ち目のアメフト選手ロッドだけになった。更に恋人も去り、独立してもついてきたのは子持ちの経理のドロシーだけだった。

ジュリーはロッドの為にCMの仕事を取るが失敗してしまう。ジュリーはドロシーと結婚するも互いを理解できずに苦労する。そのような苦悩の中ロッドはアメフトのプレーオフ進出の試合に挑む。

落ちていくやり手と落ち目の選手が魅せる成功への道

前半のやり手姿のジュリー。自信満々で失敗する事は考えていない男。しかしその裏で苦悩を抱えていた。選手は消耗品なのだろうか?そんな苦悩が彼を動かす。そしてその考えに共鳴するドロシーやロッド。スポーツビジネスがシビアでエージェントは選手を商品として考え、選手もまた自分の価値を高めていき商売の為にスポーツをする。そんな風景が描かれ続けます。

しかしそこに疑問を持つジュリーは敢えて苦難の道を選びます。大きい組織に向かわざるを得なくなり、落ち目のロッドだけが付いてきてくれます。互いに反発するも認め合い互いを労わるというビジネスを超えた関係がこの映画の柱となっていきます。またドロシーは憧れからパートナーとなる事による苦悩が起こってきますが、ジュリーの誠実な姿に協力を惜しみません。この3人の関係がこのストーリーを面白くさせ、盛り上げて行きます。人生の縮図を見る様でもあります。

またクライマックスとなるアメフトのシーンは迫力もあり、手に汗握る場面です。そしてもう一つの見所はトムクルーズの映画を通しての変貌なのですが、自信あふれる男から自信を失った男までどちらも魅力あふれるキャラクターとして演じています。

6.プラダを着た悪魔(The devil wears Prada)

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2006年公開

監督 デヴィッド・フランケル

出演 メリル・ストリーブ(ミランダ) アン・ハサウェイ(アンディ)

スタンリー・トゥッチ(ナイジェル)

奮闘するアンドレアとカリスマ編集長

ジャーナリストを目指しニューヨークにやってきたアンドレアは一流ファッション雑誌「ランウェイ」のカリスマ編集長ミランダのアシスタントに採用される。ミランダのアシスタントは名誉な仕事ではあるが激務を極めた。ファッションの事も分からないアンドレアは戸惑う事ばかりで失敗を振り返る事もなく、ミランダのわがままともいえる要求に応えようと奮闘する。

自信を持ち仕事に挑んだアンドレアであるが、ミランダの気まぐれに振り回され彼氏との仲や友人たちとの関係も壊れ始め落ち込む。先輩のナイジェルに励まされその状況に負けないように頑張っていく。そんな中でパリのファッションショーでのミランダの同行アシスタントに選ばれる。

頑張るミランダと迫力あるアンドレア

この映画の魅力はミランダとアンドレアという二つの個性がぶつかり合う事です。がむしゃらに頑張りすぎる位頑張るアンドレア。不器用ではあるが前へと進もうとするアンドレアはとても魅力的です。垢抜けないアンドレア・洗練されるアンドレアどちらも素敵です。先輩のナイジェルはユニークなアドバイスなどでアンドレアを助けます。

一方ミランダは特別際立っています。登場する所から異質な存在感を示します。圧倒的な存在感は他を圧倒し更に豪華なファッションさえも脇役に追いやるほどの迫力を持ちます。静かな演技なのですがそれが逆に迫力を持っています。

勿論、映画自体魅力的な作品に仕上がっています。映画のストーリ自体はスピーディーに展開され見やすく楽しめます。また、華やかなファッション業界の裏側もみれて、華やかなファッションも楽しめる作品です。女性ならずとも憧れと元気をもらえる映画です。

7.インザヒーロー

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2014年公開

監督 武正晴

出演 唐沢寿明(本城) 福士蒼太(一之瀬)

和久井映見(本城の妻)

静かにチャンスを待つベテランスーツアクター

ベテランスーツアクターの本城は裏方として活動しながらも、いつかは主役をと夢を見ながら活動していた。そんな折、顔出しの役がくるが、売出し中の一之瀬にその役を奪われる。しかし腐ることなく地道にスーツアクターを続ける。

一方、一之瀬も夢の為に役を得るが、経験のなさから壁にぶち当たる。一之瀬のマネージャーは本城に彼へのアクション指導を頼むが、一之瀬の態度に仲間たちは協力を拒むが、本城の仕事に対する情熱やスーツアクターや裏方の苦労に触れる内に一之瀬は考えを改め、素直に教えを受け態度を変えていく中で徐々に認められていく。そして本城に再度ハリウッド映画への出演の話がくるがそれは大変危険で一流の海外スタントも断るような仕事で、別れた妻や仲間たちも反対する中で夢をあきらめようとする仲間たちの思いなどを見て本城は答えを出そうとする。

苦しむを分かち合える仲間と共に夢を叶えられる

この映画は夢を見続けているベテランと夢の為に他の人との関係に苦しむ若手をうまく描き、その中で夢を見る事は努力や妥協が必要であると教えてくれます。途中、夢破れ辛い心情を吐露するスーツアクターの話などもあり人はどれだけ夢を胸に努力できるのかという事を考えたりします。

一之瀬はプライドの高い若手として描かれていますが、それには理由があるのですが愚かなまでに一つの事に拘り先を急ごうとする姿と静かにチャンスを待ち、仲間との輪を大事にする本城との対比が素晴らしくストーリーを盛り上げていきます。二人の異質な関係性が物語の柱となりお互いを理解し合ったとき夢への一歩が見えてきます。いろんな人が自分とだぶらせて見れる映画だと思います。

もう一つの見所が映画の裏側やアクションシーンです。特に特撮の撮影シーンではいろいろな拘りが見えてすごく楽しく得したような気分になれます。

8.フットルース(Footloose)

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オリジナルバージョン

1984年公開  監督 ハーバート・ロス

出演 ケヴィン・ベーコン(レン)  ロリ・シンガー(エリエル)

ジョン・リスゴー(ムーア)  クリス・ベン(ウィラード)

リメイクバージョン

2011年アメリカのみ公開(日本ではDVDのみ)

監督 クレイグ・ブリュワー

出演 ケニー・ウォモール(レン) ジュリアン・ハフ(エリエル)

デニス・クエイド(ムーア) マイルズ・テーラー(ウィラード)

田舎でのルールに戸惑うもダンスの素晴らしさをレンは訴える

都会生まれのレンは田舎町ボーモントに引っ越してくる。この街はある事故をきっかけにダンスとロックが禁止されていた。その事に疑問を持つレンは反発する一方で卒業パーティーを開こうと提案するが、牧師のムーアを中心にした大人たちだけでなく、チャックなど生徒も反対する。

しかし生徒のウィラード達は興味を持ち協力してくれる。レンは熱心に説得するが逆に反発が強まる。そんな中チャックはレンにチキンレースを持ちかけそのレースにレンは勝つ。そのレンに牧師の娘であるエリエルは好意をよせ付き合う。ムーアはレンに不良として扱い近寄らないように言う。そのような状況下でレンは町の議会でダンスの素晴らしさを訴え、ダンスパーティーが開けるよう大人たちを説得しようとする。

時代は進むが若者の物語は情熱で創られる

オリジナルもリメイクもストーリー展開は同じです。随所に違いはありますが、大筋は同様です。時代背景が違う為異なる所もあります。例えばカセットがデジタルプレイヤーに変わったり、トラックでのチキンレースがバスに変わったりと雰囲気が変わっていますが、若者の純粋な気持ちは一緒です。まっすぐに何かをやり遂げようとする情熱はいつの時代も変わらないと気づかせます。

この映画の特徴である音楽との融合も違和感なく行われています。迫力があり規律のとれたダンスもどちらも凄く、その時代での最高のダンスをみせてくれます。もちろん同じようなダンスもあり比較すると結構面白いです。そして同じようなシーンもいくつかあり、そちらの比較も時代と俳優の違いで楽しめます。列車の前にエリエルが立つシーンがあるのですが、演じる人で違う風景が見えてきます。

最大の見せ場であるダンスシーンは特に素晴らしく音楽も有効的に使われ、随所でポイントとして扱われます。音楽もカバーされた曲も数曲ありこちらも楽しく聞けます。

またウィラードのダンスの成長具合も両作品の見所のひとつです。

おまけ

9.ロッキー・ザ・ファイナル(Rocky Ballboa)

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2007年公開

監督 シルヴェスター・スタローン

出演 シルヴェスタ・スタローン(ロッキー) バート・ヤング(ミッキー)

ジュラルディン・ヒューズ(マリー)  マイロ・ヴィンティミリア(ロバート)

新たな伝説に挑むロッキー

ボクサーの王者として闘ったロッキーも今ではリタイヤして長い年月が流れた。現在でも地元の有名人として、亡き妻エイドリアンの名前をつけたレストランを経営して穏やかな日々が流れていた。しかしエイドリアンの命日に息子のロバートは現れず、少し寂しさを抱きながらも義兄のポーリーと想い出の場所を歩くのだった。

とあるバーで昔馴染みのマリーと交流を持っていく中でも昔の激しい気持ちはどこかに置いてきたようだった。一方現役最強のチャンピオンのディクソンも強過ぎるが故に不人気で、更にロッキーの方が強いという評価を聞き内心穏やかではなかった。テレビのコメンテーターにロッキーは過大評価されている言葉を聞き、熱い気持ちがロッキーの中に湧き上がる。その折ディクソンからロッキーとの特別試合が組まれる。息子の反対もあり躊躇するがマリーやポーリの励ましもあり猛特訓の後、試合に挑む。

伝説のシリーズの集大成

ロッキーは映画の枠を超えていろいろな場面でヒーローとして取り上げられます。今作は完結編として公開されますが、完結編と呼ぶにふさわしい出来です。今までのシリーズの流れを壊すことなく今ある現実の状態を捉えつつも、今までの流れを壊していません。いつものトレーニングシーンがあり、いつものコースを走りおなじみの肉を叩くシーンと期待を裏切りません。

このシリーズは対戦シーンの迫力もさることながら、その対戦シーンの両者の感情表現も興味深いです。そしてプロセスも凄く重要な意味合いを持ちます。今回も悩むロッキーを周りは時に厳しく時に優しく励まします。そして悩んだ後は一気に突き進むロッキーの魅力も健在です。

そしてもう一つの見所は義兄のポーリとのおかしなやり取りも健在で緊迫する場面も多い中和む名シーンとなっています。

愛すべきロッキー・バルボア

ロッキーは全シリーズを通してちょっとダメな男です。不器用で優柔不断な男です。しかしロッキーは決断したら一気に突き進むという男です。途中悩む姿もこのシリーズの見所でこのプロセスがあるので映画は面白く、最後の対戦シーンが活きてきます。

そしてもう一つ、ロッキー側の事情だけでなく対戦相手の事情も描くことで最後の対決がより感情移入しやすくなります。ミッキーや対戦相手のアポロ、義兄のポーリ、エイドリアンなど周りの励ましが更にロッキーを強くしていきます。

そしてロッキーのテーマに象徴されるように成功のシンボルとしてこれからも語り続けられるでしょう。このテーマを聞くだけで気分が高揚してきます。

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