夏の涼みにおすすめの「洋画ホラー」8+1選

夏と言えばやっぱりホラーですよね。暑い日の涼みにおすすめの洋画ホラー映画を、見逃していたら外すことはできない定番ホラー4作品と、少し変わった趣向のホラー映画の4作品、最後に、マニアックなファンが多いホラーの合計9作品をご紹介します。

あらすじだけ読んでも、その怖さが伝わりづらいのが洋画ホラーの特徴と言えます。視覚や音楽で心理的怖さが増していくホラー作品。

一人の部屋で観たら、夜は眠れなくなるかもしれません。

これを観ずしてホラーを語るべからず!今すぐ観たい名作ホラー映画四本

1.羊たちの沈黙(1991年)

公開当初は、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士の不気味な存在感から、観る前から「非常に怖い映画」と認識されていた「羊たちの沈黙」。

今作でアカデミー主演女優賞を受賞したジョディ・フォスター演じるFBI訓練生役も、当時は女性が猟奇事件を追うFBIとして活躍する設定は珍しかった。

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精神科医役であるホプキンスの不敵な笑い。気丈に連続殺人に立ち向かうジョディフォスター演じるクラリスのトラウマといい、今から20年以上前の映画とは思えないほど、心理的怖さを見事に狙った作品。次なる悲劇が予想されるラストは、身の毛もよだつ怖さ。

アカデミー賞では、作品賞、監督賞、アンソニーの主演男優賞、フォスターの主演女優賞に、脚色賞と全部で五部門を受賞している。見ておいて損はない名作中の名作。

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2.ポルターガイスト(1991年)

映画を観たことがない人でも、タイトルは聞いたことがあるホラー映画の定番と言えば「ポルターガイスト」。

「E.T」(1982年)と製作期間が重なったため、スティーヴン・スピルバーグが、「悪魔のいけにえ」(1974年)といったホラーの巨匠であるトビー・フーパーに監督業を任せ、製作に回った作品。

家の中でひとりに物が動き出す「ポルターガイスト」現象。この心理的怖さを、娘役のヘザー・オルークが見事に演じている。

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「ポルターガイスト」と言えば、出演者や監督が亡くなっている「ポルターガイストの呪い」としても有名。このキャロル・アン役のヘザーも12歳で急死している。

いわくつきの作品である「ポルターガイスト」は、リメイク版の公開が今年2015年に控えている。
リブート版では、3Dアニメ映画「モンスター・ハウス」(2006年)のギル・キーナン監督、大ヒット作「スパイダーマン」(2002年)のサム・ライミ監督が製作と、新たな「ポルターガイスト」が期待できそうです。

3.オーメン(1976年)

一度観たら忘れられないトラウマホラーの代表と言えば、リチャード・ドナ監督の「オーメン」。

のちに監督した「グーニーズ」(1985年)、「リーサル・ウェポン」(1987年)と同じ監督とは思えない寒色を中心とした色調の画面が、ハーヴェイ・スペンサー・スティーブンス演じる悪魔の子“ダミアン”の不気味な怖さを増長しています。

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死産した我が子の代わりに引き取ったダミアンの周りで不審な死や奇妙な現象が起こるのですが、今観てもショッキングなシーンがいくつもあるので、深夜、一人で観るのは危険かもしれません。

「オーメン」は人気シリーズで、全部で「オーメン4」(1991年)まで製作されました。また2006年にはジョン・ムーア監督がリメイク版を監督しています。

4.悪魔のいけにえ(1974年)

今から40年以上前に製作されたホラー映画「悪魔のいけにえ」。ホラー映画の巨匠と言えるトビー・フーパー監督のデビュー作。

ホラー映画の原点とも言える今作は、ニューヨークの現代美術館にマスターフィルムが保存されているほど、芸術性を高く評価されている。

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テキサス州に帰郷した男女5人組が、謎の仮面をかぶった大男「レザーフェイス」に次々と惨殺されていくというエピソードが衝撃的すぎるため、公開当初は全米でも上映禁止の映画館もあったほど。

また、実際に起きたエド・ゲイン事件をモデルにしたという噂が評判を呼び、のちに、続編が三本製作されるほど今作は大ヒットした。

制作費の関係で、16mmのフィルムしか用意できなかったため、35mmを上映対象としたスクリーンで「悪魔のいけにえ」を上映した時に、独特のザラっとした粒子の粗い画面になった。それが逆にドキュメンタリー風でリアルな演出となっている。

新感覚のホラー映画で気分転換

5.スペル(2009年)

サム・ライミ監督と言えば、アメリカン・コミックの代表格「スパイダーマン」(2002年)の実写化の成功でその名を全世界に知らしめましたが、実は「死霊のはらわた」(1981年)といったカルトムービーがデビュー作。

この「スペル」は、サム監督が再びホラー映画にこだわった作品。

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アリソン・ローマン演じる銀行員が、窓口に融資の依頼に来た老婆・ローナ・レイヴァーに恨まれ、追い詰められるといったシンプルなストーリーながら、ローナの鬼気迫る演技に人間の怖さが凝縮されている。

「スパイダーマン」同様、次に何が起こるかわからないスピーディーな展開は、ラストまで息つく暇もなく一気に駆け抜ける。

若い女性が主役という設定のホラー映画は、洋画では珍しいのでデートムービーにもお薦め。

6.キャリー(1976年)(2013年)

芸人の青木さやかが好きな映画として挙げている「キャリー」。数々の小説が映画化されているスティーヴン・キング原作のホラー映画。

内気ないじめられっこキャリーの復讐劇は、現代にも通じるテーマであり、1976年公開のブライアン・デ・パルマ監督のオリジナル映画から時を経て、2013年にキンバリー・ピアース監督のリメイク版が公開された。

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アメリカの学園物で必ずと言って登場するのが、「プロムパーティー」と呼ばれる高校生活最後の年に行われるダンスパーティー。この「キャリー」もプロムパーティーを舞台としている。まさに晴れの舞台で起きる血の惨劇は、目に焼き付いて離れない。

1976年のキャリ―役・シシー・スペイセク、2013年のクロエ・グレース・モレッツともに、迫真の演技で新旧キャスト、どちらも甲乙つけがたいので、見比べてみるのも面白いかも。

7.ソウ(2004年)

公開当初、その不気味さからネット上で観た人の感想から火が付きヒットを記録した「ソウ」。

突然、脚を鎖に繋がれた状態で、密室に閉じ込められた二人の男・ゴードンとアダム。二人の間には死体。二人は脱出できるのか、それとも猟奇殺人鬼である“ジグソウ”の思惑どおりに、殺し合うのか。

のちに、類似するホラー作が次々と製作された、密室ホラーのパイオニア的作品。

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シリーズ合計7作が製作され、完結篇の「ソウ ザ・ファイナル 3D」(2007年)は、3Dとして上映された。

謎解きが映画のキーポイントとなるため、ホームパーティーなど大勢でワイワイ観たら怖さも吹っ飛んで、盛り上がるかもしれません。ゲーム性の高いホラー。

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8.ラストサマー(1997年)

「スクリーム」の脚本を手がけたケヴィン・ウィリアムソン脚本による、夏を舞台としたスプラッター・ホラー映画。

ひき逃げした死体を海に捨てた高校生の男女が襲われるという設定は、ホラーの名作である「悪魔の生贄」を髣髴させる。今作も、ヒットに伴い続編が二本製作されている。

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主演のジェニファー・ラヴ・ヒューイットの可愛さが、他のホラー作品にはない「ラストサマー」の最大の魅力。共演のサラ・ミシェル・ゲラーの演技も自然で、怖さよりも先にティーンエイジ映画としても楽しめる。

頭をからっぽにして観るのに適した娯楽作品。

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海外ホラーは、続編が製作されるかどうかがヒットの目安みたいですね。近年は「パラノーマル・アクティビティ」や「SAW」のような低予算でリアリティのあるホラーが好まれる傾向が強いみたいですが、「あくまのいけにえ」のような追われる恐怖、まさにパニック映画こそがホラーと言うマニアも多い。

グロテスクな描写や、スプラッターが苦手な人も、実は人間の弱さや心理を描いているホラー映画の数々を、夏の暑い季節に観てみませんか?

おまけ.ホラー映画の王道? 実は人気キャラのチャッキー

チャイルドプレイ(1988年)

殺人鬼の魂が宿った人形“チャッキー”。生身の人間の身体を手に入れるために次々と殺人を繰り返す。

怖いはずなのに、キャラ人気は高く、ユニクロの“アメリカンムービーグラフィックT”のデザインとして販売されるほど。チャッキーの人形も高値のプレミア価格でやり取りされていたり、いまだその人気は衰えない。

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日本での未公開作を含め、全シリーズ7本が製作されている人気シリーズ。四作目の「チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁」では、ティファニーと言うチャッキーの人間時代の恋人の魂を人形に閉じ込め、人形同士のカップルが誕生。

怖いはずなのに、どこかほほえましい二人の掛け合いは、夫婦漫才のよう。
果たして二人が幸せになれるかは、DVDを観て確かめてみてください。

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